~後悔しない一口馬主になるために~
一口馬主って、いつだってワクワクしますよね。
カタログが届いて、写真を眺めて、動画を見て…「この仔、なんか好き!」って。
でもその“ときめき”だけで出資して、後から「えっ、この仔、脚元に爆弾抱えてたの!?」なんてこと、ありませんか?
今回はそんな「出資前のあるある後悔」を減らすために、実際に僕がやってよかった(または、やらなくて後悔した)5つのチェックポイントをご紹介します!
① クラブごとの“馬の傾向”を把握する
同じ「良さげな馬」でも、クラブによって走り方も育て方も違います。
ノーザン系クラブは「2歳戦からビュンビュン行く」イメージが強いし、ノルマンディーやウインは「晩成型」「成長待ちタイプ」が多かったり。
クラブの“育成方針”って、地味だけど出資判断にめちゃくちゃ効いてくるんです。
「この馬、動き良いけどノルマンだし、デビュー遅めだろうな…」
↑この感覚、あるかないかで大違いです!
② 過去の募集馬一覧と「走った馬」をチェックする
僕が初めて出資したとき、テンション上がりすぎて「気になる仔に片っ端から申し込むマン」になってしまったのですが…
冷静に過去の募集馬とその成績を見ると、「同じような血統・馬体の仔、実はあまり走ってない」ということに気づきました。
つまり、「気になる馬の系譜」や「走る傾向のあるタイプ」を歴史から学ぶのがめちゃくちゃ大事。
時間はかかるけど、これ、後悔激減します。
③ 「好き」と「勝ちたい」のバランスを整理する
一口馬主をやっていると、どうしても「どれだけ走るか」「回収率はどうか」が気になってきますよね。でも本音を言えば…
「かわいくて、かっこよくて、血統が好きで、たまに勝ってくれたら最高」
という“感性全振り出資”も立派なスタイルです!
ただし、それをやるには“自覚”が必要。「勝てなくてもこの仔を応援したい!」と自分に納得していれば、結果が出なくても心穏やかでいられます。
「俺は夢派なのか、回収派なのか」
この軸を持っておくと、出資判断のブレが少なくなります!
④ 動画・写真を見る前に「条件」を設定する
動画や写真を見るときって、なんとなく「良さそう」に見えがちなんです。
人間、感情の動物なので…。
だからこそ、先に「こういう馬を狙いたい」と条件を決めておくのが効果的。
- 父や母の決め打ち
- 第3子以降を買う
- 芝血統、ダート血統が欲しい
- 体高、体重が○○以上あればOK
みたいな“自分ルール”をつくってから見ると、余計な迷いが減って、判断も冷静になります。
⑤ 他人の出資に引っ張られない“メンタル”を持つ
SNSや掲示板で「◯◯クラブの◯◯、満口間近!」とか見ると、つい焦りますよね。
「自分もいっとくか…」って。
でもその馬、本当に“自分の基準”に合ってますか?
他人がいいと言ってる馬=自分にとっての当たり馬とは限らない。
むしろ、「人気馬=リスクが薄まってそうな安心感」が先行しすぎることもあります。
あくまで「自分の物語」を信じましょう!
まとめ:納得の出資が、最高の物語を生む。
出資はギャンブルじゃありません。
もちろん当たり外れはあるけれど、それ以上に「納得感」が大事です。
「この仔に出資した理由は、今でも自分の中にある」
そう思える一口馬主生活って、最高だと思いませんか?